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つゆ無し担担麺@阿吽浅草店・台東区田原町

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写真: つゆ無し担担麺@阿吽浅草店・台東区田原町

写真: のどぐろ煮干の白醤油そば@しろくろ・杉並区八幡山 写真: 香味徳@香味徳銀座店・中央区銀座一丁目

四川担担麺 阿吽(あうん)浅草店
  台東区西浅草1-1-13 カーサ田原町1階

 2週間ぶりに刺激的な一杯を求めてこちらへ。初訪なので本来なら湯島の本店に伺うべきだろうが、本店は長蛇の列が出来やすいと聞いていたため、快晴ながらも北風が強めに吹くこの日は、行列を避けるべく浅草の支店を訪れた。開店直後でも先客は先に入店してもらった男性1人のみと余裕だった。汁有りもあるが、この日はスープレスの標記(930円)と、トッピングで別皿提供の香菜(パクチー)(150円)に追い飯代わりの半ライス(50円)のボタンを連打。食券を渡す際、辛さと痺れのレベルをどうするか問われた。こちらのお店では汁有りの担々麺も含めて、辣油、花椒それぞれの量を0(無し)から6(超激)まで選ぶ仕組みで、レベル6のみ+100円の有料。お店では辛さ3、痺れ2を推奨しているが、これは万人向けの平均レベルと考えどちらも4でお願いした。なお、説明書きによると、レベル4は辛さでいえば大辛とのことだった。
 しばらくして、少し深さのある舟形の真っ白な皿に盛られて配膳された。中太麺の上に、そぼろ肉餡がたっぷりと添えられている。その横には干しエビと正体不明な漬物風のみじん切り、さらにそれらの上にはざく切りのミズナが載り、全体に花椒が振りかけてある。一方、皿の底には芝麻醤か練りゴマと甜麺醤、豆板醤、辣油などでできたタレが張ってある。タレと麺、具材ができるだけ均一に混ざるように、箸とレンゲを使って何度も何度も底から混ぜ返す。ちなみに、後で知ったことだが、漬物風のものは芽菜(ヤーツァイ)という青菜の芽を使った四川省の代表的な漬物だそうだ。手に入りにくい場合はザーサイや高菜漬けで代用するという。量がそれほど多くなかったので、混ぜてしまえば味わいはよく分からなかった。麺は前述のように中太で、緩く波打つとともに縮れというよりは撚りが明らかに付いている。シコモチッとした食感で、麺が主役であることを十分に踏まえている感じだ。店頭に置いてあった麺箱にはお気に入りの三河屋製麺と書かれていた。そぼろ肉餡の旨味、干しエビの香ばしさと海鮮らしい風味、水菜のシャキシャキとした口当たりとサッパリとした味わい、それらがタレと一緒に口中に広がり美味しさ満開。途中で別皿で提供されたパクチーを追加すると、独特の風味がピリ辛の一皿にベストマッチ。この追加トッピングは正解。辛さは、後半になって額にうっすらと汗が浮かぶ程度とちょうどよかったものの、痺れの方は、食事中だけでなく食後もしばらくの間、唇を含めて口の周りがジンジンと文字どおり痺れたので、次回は痺れレベルは一つ下げた方がよいようだ。
 麺を食べ終えてもお皿にはタレが絡まった具材がしっかりと残っている。このため、この時用に用意した半ライスを投入。半ライスはお茶碗軽く一杯分あり、量的には十分。ご飯とタレが絡んだ具材をこれまたかき混ぜ、きれいに完食。

・お気に入り度:○+

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