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味玉つけめん・中@國もと・葛飾区京成高砂

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写真: 味玉つけめん・中@國もと・葛飾区京成高砂

写真: 親鶏中華そば・中太麺@綾川・渋谷区恵比寿 写真: 札幌中華そば(味噌)@にじゅうぶんのいち・荒川区東尾久三丁目

麺心 國もと
  葛飾区高砂5-36-10 植村ビル1階

 あるサイトでつけ麺が檄ウマと賞賛されていたので、下調べもしないままチャリでほぼ1時間かけて出かけた。お店は京成高砂駅北口の細い路地の途中にあった。土曜日のお昼を少し回ったくらいの時間で5人が列を作っていたので、まずは券売機でお目当ての標記の食券を発券し列に続いた。880円。すぐに女性店員さんが食券の回収に来て、つけ麺の場合は麺量が180gの小、270gの中、360gの大が同一料金なのでどれにするか問われたので、適量と思われる中でお願いした。思いのほか回転は速く、10分ほどで店内に、さらに5分あまりで配膳された。
 麺はストレートの中太。黄色い麺でツヤツヤと光っており、見るからに美味しそうだ。つけダレに潜らせずに一啜りすると、ツルッと口に収まる。やや硬めに茹でてあるので、噛むとシコシコとした強めの食感がしばらく続く。また、小麦らしい風味と控えめな甘味も口中に穏やかに広がり、これは美味しい麺だ。つけダレは鶏と魚介出汁の醤油味。よくある味に思えるが、鶏も魚介も存在の主張は控えめだが旨味はしっかり。さらに、みじん切りのタマネギと刻みネギがたっぷりと浮いていて、出汁感と醤油風味をマスキングしている。それでも、麺を啜ると節系のほのかな香りが鼻に抜ける。最近のしっかりor濃厚とは異なる、優しく穏やかな純和風のような味わい。塩加減もちょうどよいからだろう、物足りなさは皆無でこれははまる。つけダレには短冊or拍子木状のチャーシューが沈んでいる。赤身部分は軟らかく肉の旨味が十分に残っているし、脂身はトロッと軟らかく甘味ことからすると肩ロースか。デフォではちょっと少なかったように感じたので、さらに+100円の特製でもよかったかも。味玉は黄身までほどよく味が染みていたものの、濃厚な黄身は半熟でゼリー状になっておらず、つけダレに溶け出すのが唯一の不満だった。
 スープ割りも出来るようだったが、そのまま飲める程度に薄まっていたので割らずに完飲。頑張って京成高砂まで足を運んだ甲斐があった。

・お気に入り度:○+

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