醤油味玉らーめん@鈴春・文京区本郷三丁目
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麺屋 鈴春
文京区本郷2-26-1 福重ビル1階
麺屋一燈@葛飾区新小岩の主力メンバーだった方が独立し、9月初めにオープンさせた新店。修業先の鶏白湯ではなく清湯で、どこまで通用するか勝負と言うことらしい。そのスープを使ったメニューは醤油と塩の二本立てで、それぞれにつけ麺も用意されている。メニュー筆頭が醤油のため、それを味玉トッピングでポチッと。1000円。
麺はストレートの中麺。麺肌はツルツル、噛むとシコシコで少し噛み切りにくいものの、弾力があって跳ね返されるという感じではない。このため、好食感だが食べやすく、万人に好かれるのではないかと感じた。ネット情報によれば、修業先と同じ中華蕎麦とみ田@松戸市グループのセントラルキッチンとしての役割を果たす心の味食品の麺だそうだ。スープは、一口含めば鶏の旨味とともに鶏油特有の風味が口中に広がる。そして、少し遅れて醤油のキレのある風味がやってくる。また、鶏の旨味だけではない何かを感じるが、昆布なのか魚介なのか、はたまた全く別のものだろうか駄舌には判別が付かなかった。とにかくおいしくてレンゲを動かす手が止まらず、麺が残っているのにスープがどんどん減っていってバランスが極めて悪くなってしまう。チャーシューは豚の肩ロースと鶏のムネ肉の2種類。豚も鶏も軟らかく、豚の方はジューシーで、脂身がほどよく混ざっているので豚赤身肉と脂身両方の美味しさ、甘さ、香りの良さを十分味わえる。一方、鶏の方は淡泊であっさりのため「ヘルシーだな〜!」と存分に思わせてくれる。メンマは穂先部分だが意外に食感が強めで、弱めだがメンマが発酵食品であることを教えてくれるような味わいだ。トッピングの味玉は、トロリとした黄身にまで味が染み込んでいるが、塩気だけではない何かをここでも感じたがやはり正体は不明。唯一違和感を感じたのが青みのカイワレ。色々な具材があまり目立たない味わいの中にあって、カイワレの青臭さやかなりシャキシャキとした食感などがバランスが取れていないようで違和感を覚えた。ミツバや茹でたホウレンソウなどの方がベターでは?
・お気に入り度:○+
アルバム: 東京のラーメン・その1
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