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真鯛つけ麺@麺魚・墨田区錦糸町

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写真: 真鯛つけ麺@麺魚・墨田区錦糸町

写真: バラロース肉大中ラーメン@大中・京都市伏見区 写真: 佐野チャーシューメン@東北道上り線佐野SAスナックコーナー

真鯛らーめん 麺魚
  墨田区江東橋2-8-8 パークサイドマンション1階

 錦糸町駅前で買い物を済ませ、11時10分頃に着いたら既に十数人が店内の壁沿いに並んで順番を待っていた。ちょうど1年前にオープンしたお店だがすごい人気で、東南アジアからの観光客がかなり混じっている。基本メニューは真鯛らーめん、真鯛つけ麺、鯛油そばの3種。暖かな日だったので、その中から標記のボタンをポチッとな。800円。思ったよりも回転が速く、食券を購入してから10分弱で空いたカウンターに案内された。
 麺はストレートの中細。麺肌に粒々が見えるので全粒粉入りで、北海道産小麦の石臼挽きとのこと。秋まきのきたほなみあたりだろうか。そのまま食べてみると、ほのかな小麦の香りとともに弱い甘味が感じた。食感は細めのためそれほど強くはないが、歯応えがあってシコッとしている。つけダレは真鯛の風味がビックリするくらい濃厚な白湯。清湯を想定していたが全く違った。これほど濃いと好き嫌いが分かれるのではないかと思われる。加えて、唇がペタペタするくらい鯛油が多めに浮いているのでコッテリ感もかなりある。鯛の潮汁の比ではない。ラーメンだとこれくらい濃くても良いだろうが、つけ麺だと麺の味が分かりにくい。このため、鯛の風味をマスキングすべく、店員さんに声を掛ければ提供してくれるワサビ、柚子胡椒、ショウガの中から柚子胡椒をお願いした。小皿に入った小さじ半分ほどの柚子胡椒をつけダレに投入し、よくかき混ぜた。すると、ユズの風味、胡椒の辛さで鯛出汁の強さが和らぎ狙いどおりだった。つけダレにはコマツナと木口切りの小ネギが浮いている。青々と目にも鮮やかな色合いで、見た目からしてヘルシーに思える。一方、麺の上には薄くスライスされた低温調理の肩ロースが多めに載っている。桜で燻してあるそうで、口に運ぶと正にショルダーベーコンの味わいで超美味。200gあまりと思われる麺を食べ終え、カウンターに置いてあるポットに手をのばした。割りスープが入っていて、セルフでスープ割りを作るやり方だ。中身をレンゲで一旦受け止め味見すると昆布出汁だった。これで真鯛の漬け汁と適宜割ると、魚介と昆布の相乗効果だろうか旨味が増幅し極上のスープとなった。途中で、丼の底に少量の鯛のむき身を見つけた。もう少し量があったらなと願う。当然完飲。

・お気に入り度:○+

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