味玉らーめん改@繁・太田市
- 189
麺屋 繁
太田市浜町43-9
平打ち気味の弱縮れ太麺は初めのうちはコシがあってシコシコとしているが、太麺なのに思いのほか伸びやすく、後半は歯応えは残っているもののシコシコ感は消えて代わりにモチモチ感が現れる。食感が弱くなったわけではないので、1杯で異なる2つの食感が楽しめると思っておこう。スープは鯖節等の節系と煮干し出汁がメインで、そこに濃度はそれほど高くないと思われるトンコツ出汁で動物系の旨味とコクをプラスしてある。油浮きは控えめのためそれほどコッテリとしておらず、豊かな魚介風味と相まって非常に飲みやすい。最後の最後になって丼の底に忍ばせてあったユズ皮が香るが、スープに味の変化を付けるという意味ではもう少し早い段階で顔を出して欲しいと感じた。チャーシューはバラ肉ロール。脂身を含めて締まっており、特に赤身はかなり噛み応えがある。肉の味はそこそこ。もう少し軟らかい方が麺やスープとのバランスもよいだろう。味玉は味がそれほど染み込んでいなくて薄味。オレンジ色の黄身はほとんど固まっていなかったが、濃厚さは感じなかった。メンマは食感、特有の風味ともごく普通の出来。
具材に気配りが欲しい。
・お気に入り度:○
アルバム: 群馬のラーメン・その1
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