2020_0920_142048 JR奈良線 普通
JR奈良線は､京都〜奈良間約42kmのうち､
京都寄りの京都〜藤森間約5km
中間の宇治〜新田間約3km
奈良寄りの木津〜奈良間約7kmは複線になっていますが､残りの約27kmは都会では今となっては珍しい単線です。
ですが､京都〜奈良間を結ぶ「みやこ路快速」が2往復/時 「普通」が2往復/時
これに加えて京都〜城陽(京都から約20km)間の途中折り返しが2往復/時 運転されており､
京都駅側では6往復/時(平均5分に1回､上り下りの電車が交互に通る)と､単線区間としてはほぼ限界に近い高密度運転になっています。
単線区間はほほ2kmごとに駅があり､全部の駅に行き違いできる待避線があり､全部の駅で対向列車とすれ違うネットダイヤになっています。
単線で一番駅間の長い宇治〜黄檗間だと駅間約3km 平均時速40km/hで走って４分30秒ほどかかりますので停車時間30秒を加えて片道5分と余裕のない状態で､1本遅れが出るとその日は一日中遅れを引きずり､しかも複線区間と違って反対方向にも影響が及んでなかなか回復できない状況になっています。
このようなきわどい運転ができるのも人の監視のもと､全線の電車の動きと時刻表を見比べながらコンピュータが素早く正確に信号とポイントを切り替えているからで､人力では到底やり切れません。
朝の5時台から晩の23時台までで100往復以上が運転されていますが､30年くらい前までは単線区間は夜行を含めても一日40往復ぐらいが限界と言われていましたので進歩したものだと思います。
ちなみに複線の山手線で一日300往復(外回り・内回り各300本づつ)くらいなので奈良線は単線でなかなか健闘していると思います。
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コメント (9)
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JR奈良線は京都駅〜木津駅間の路線ですが、
運行区間は全て京都府で奈良県を走っていないのに「奈良線」なんですよねぇ。
もちろん、多くの列車は木津駅を超えて奈良駅に向かいますが
木津駅〜奈良駅間は関西本線ですものね。2020年9月24日 22:20 ヨッシー (39)
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がんちゃんさん
☆ありがとうございます。2020年9月25日 18:43 キューチャン (36)
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桜日和さん
☆ありがとうございます。2020年9月25日 18:43 キューチャン (36)
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BPさん
☆ありがとうございます。2020年9月25日 18:43 キューチャン (36)
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さがみこさん
☆ありがとうございます。2020年9月25日 18:44 キューチャン (36)
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中古のふさん
☆ありがとうございます。2020年9月25日 18:44 キューチャン (36)
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kameさん
☆ありがとうございます。2020年9月25日 18:44 キューチャン (36)
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ヨッシーさん
☆とコメントありがとうございます。
そうですね。木津でおしまいで京都府下しか走らないくせに奈良線とはふざけた路線ですよね〜。聞くところによると､奈良線の母体になった明治時代の奈良鉄道は正真正銘京都〜奈良間だったそうです。そしてもう一方､今の関西本線の母体となった関西鉄道は名古屋から木津川沿いに今の加茂までやってきてそこから今の木津へ抜けるルートとは異なる山の中を通って東大寺の北の方から奈良駅にはいっていたそうです。ですがこの山越えが結構な難所でした。
後に関西鉄道が奈良鉄道を吸収合併した時に､この難所を避けて加茂から木津に抜ける線路を作り木津から奈良線の線路に乗り入れて奈良に向かうようになりました。この時に木津〜奈良間は複線化されるとともに関西本線に編入されたそうです。木津〜奈良間を関西本線に乗っ取られた奈良線は後に国に買収されさらに民営化されてJRになった今も奈良県を走らない奈良線になっています。2020年9月25日 19:01 キューチャン (36)
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雨蛙0922さん
☆ありがとうございます。2020年10月6日 20:31 キューチャン (36)
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