僅か1.6mmのウバロバイト
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ロシア産のグリーンガーネット、ウバロバイトである。和名は「灰クロム柘榴石」といい、クロム成分が含まれることにより、緑色を呈す。他にクロムによる緑発色で有名なのはエメラルドであり、ウバロバイトのはっきりした濃い緑もどことなくエメラルドを思わせる。多種多様なガーネットの中でも、ウバロバイトは大きな結晶を作らず、こんなに綺麗にも関わらず宝石などの加工は出来ず原石のみで出回る。例えばこの写真の真ん中に写っている結晶は、僅か1.6mm。これでも大きいほうである。マクロレンズの解像度の限界が見える。母岩の表面に、1〜1.5mm程の結晶がパラパラと付いており、照りが良いので全体ではキラキラと光って美しい。標本全体の大きさ:約41×30×13mm。
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