味玉ラーメン(背脂)+玉ねぎ@喜多方食堂浅草本店・台東区稲荷町
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喜多方食堂浅草本店
台東区元浅草4-7-15 中沢第1ビル1階
交通機関に大きな影響が及ぶなど朝まで荒れた天気だったが、それも9時を過ぎると陽が差してきた。これなら大丈夫ということで、朝7時から営業していて、朝ラーの食べられるお店として知られたこちらへチャリっと。確か、以前は「喜多方食堂 麺や 玄」という名前だったはずだが、いつの間にか変わったようだ。昼前の11時20分でお客の入りも半分ほど。メニューは醤油、味噌、塩と3味がそろっており、それぞれ香味油を鶏油か背脂かが選べる。福島に暮らしていた時には、喜多方ラーメンに鶏油という組み合わせは有ったのかもしれないが聞いたことがなかったので無難な背脂にした。味玉を添えることにして、店舗入ってすぐ右手にある超苦手なタッチパネル式の券売機で標記メニューをポチっとな。870円。併せてトッピングとして、お茶目に¥0円と表示されたタマネギの食券も発券した。
麺は幅が4mmほどの縮れ平打ち。喜多方ラーメンの麺の特徴である多加水麺らしいシコシコかつモッチモチとした食感が楽しめる。また、平打ち麺だがよく縮れているのでスープの持ち上げもよく、穏やかなスープが多い喜多方ラーメンでも美味しく食べられる仕掛けのように思える。スープは、メニュー等によれば、焼きあごと喜多方の醤油数種で作ったカエシに鶏ガラ出汁を合わせたものらしい。魚介風味が強めの淡い醤油味で、これも喜多方らしい味わい。魚介が強めに存在を主張するが、やわらかな味わいが特徴のあご出汁なのでクセや嫌味などは全くない。然るべき量の背脂が浮いているものの、あっさりとした味わいで塩加減もちょうどよく、背脂はスープに甘味とコクをプラスしているように思える。チャーシューは、喜多方らしい正方形に近いバラ肉。厚みもそこそこあり、赤身はホロっと軟らかく、脂身はトロッと甘くて美味。味玉は、黄身がゼリー状に固まり結構濃厚な味わいだ。メンマは、食感は大人しめだが特有の発酵臭が強めで、これは好き嫌いがありそうだ。刻みタマネギの清涼感が背脂が浮くスープと絶妙にマッチしているので、これは忘れずにトッピングすべきだ。
旨味は十分ながらあっさりとした口当たりのため、これなら朝ラーとして食べても抵抗なくズルズルいけると再認識した。
・お気に入り度:〇
アルバム: 東京のラーメン・その2
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