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和風らーめん@吉祥砂町銀座店・江東区南砂町

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写真: 和風らーめん@吉祥砂町銀座店・江東区南砂町

写真: 熟成練り醤油らーめん・並盛@『 』(通称;無銘)・千代田区神田 写真: 味噌@花田上野店・台東区上野

らーめん 吉祥砂町銀座店
  江東区北砂4-5-7

 戸越、十条とともに三大銀座商店街に数えられる砂町銀座商店街にあるラーメン専門店。お店に着いた11時45分時点では先客はゼロだったものの、直後から次々にお客が来店しすぐに満席になった。メニューは標記に和風つけ麺、正油らーめん、担担麺にまぜそばの5種類。その中から筆頭メニューをお願いした。値段は700円と、今のご時世では良心的。
 麺は丸みを帯びた弱縮れの中太。麺肌はつるりとしていて、噛むとシコッ、モチっと心地よい歯応えが特徴の麺だ。厨房の麺箱には大栄食品と書かれていてので、帰宅後調べると世田谷の製麺所だった。スープはメニューには「煮干し、昆布、鰹の出汁」と書かれているのでアニマルオフのようだ。実際は、十分な旨味とほどよいコクがある一方で、魚介の風味はそれほど目立たない。確証はないが香味油が鶏油で、それにより魚介オンリーでは叶わないコクと味わいのふくらみをもたらしているのではないかと思う。とにかく、ずっと飲んでいたいような気にさせてくれる美味しいスープだ。チャーシューは大きくて厚みもあるバラ肉ロールタイプ。口に入れるとホロっと崩れ、肉の旨味とともに醤油の香りが口中に広がりウマウマだ。メンマはシャキジャキと軽快は歯触りで、特有の発酵臭が軽く感じられる。ラーメンの具材としては珍しい切り昆布が載っているが、これはどうも出汁を取った昆布の有効利用のようだ。なので味はほとんど無く、昆布らしい食感を楽しむとともにとミネラルを中心とした栄養を取るのがメインだ。
 大規模商店街にあるお店で本格的なラーメンが食べられるとは思ってもいなかった。大半の方がなじみ客と思われる後客の注文を聞いていると、オーダーがバラバラだったということは何を頼んでも外れなしということだろう。

・お気に入り度:〇

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