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つけめん・中盛@べんてん・岡山市中区

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写真: つけめん・中盛@べんてん・岡山市中区

写真: 葱生姜味噌ラーメン@大阪王将津山店・津山市 写真: 極上 岩手鴨だし昆布水淡麗つけ麺@ぐり虎本店・岡山市北区

麺屋 べんてん
  岡山市中区東川原155-1

 久しぶりにマタオマ系のつけ麺が食べたくなった。が、県北では提供している店はないようなので県都まで出かけ、数あるお店の中からつけ麺が人気というお店を訪れた。メニューはつけめん、中華そば及びにぼしそばの3本立て。そのうちつけめんは150gの小盛、200gの並盛、300gの中盛、400gの大盛と麺量が細かく設定かつ明記されているので、分かりやすい上に空腹具合に応じて選べるのは嬉しい。また、ご飯ものや餃子、唐揚げとのセットメニューも用意されているので好みの組浅瀬で食べることも可能だ。今回はつけ麺単体で標記をお願いした。830円。
 麺はストレートの自家製極太。かなり太いので後述する味わいのはっきりとしたつけダレに負けることはないだろう。褐色だが全粒粉入りではなく、かん水や加水率の影響でこんな色をしているのだろう。麺をそのまま食べてみたら小麦の風味がしっかりと感じられる。食感はブリブリ、モッチモチで歯応えのあるものの、硬いわけではないので食べやすい。麺の長さもかなり短くしてあり、太麺のつけ麺を食べ慣れていないであろう岡山県人に配慮しているようだ。形状、風味、食感いずれもつけ麺用としてはかなり上手く打たれている自家製麺だと思う。つけダレは醤油トンコツ+魚介だが、トンコツは臭みやしつこさはなく、魚介はそれほど自己主張しておらず醤油も控えめで全体的にはマイルドな味わい。この感じからすると、トンコツには鶏ガラも加えて大人しめの出汁を引いているように思う。少ししょっぱいものの、麺をドボ浸けすることはできた。途中で、海苔に載る魚粉を溶き込むとカツオの風味が一気に広がった。ということは、魚粉はカツオ節を粉末にしたものだったようだ。半分ほど食べた段階で、飽きないように卓上の一味唐辛子を投入し辛みをプラスする味変を実行。つけダレに沈んでいるチャーシューは、スライスタイプではなく小さめのブロック状のものが4個。いずれもバラ肉だが、2個は脂身が半分ほど付いていてトロットロ、残りの2個は脂身なしの赤身部分。締まっているのでギュッと噛みしめる必要があるが、肉の旨味は十分に残っているのが嬉しい。とにかくボリューム満点。半個分の味玉は普通の味わい、メンマはシャキシャキとした食感が小気味よい。麺と具材を食べ終わったら、卓上の小型ポットに入った割りスープをつけダレに適宜注いでスープ割りに。割りスープを味見したところ薄い和出汁だった。
 300gの麺、たっぷりのチャーシュー、そしてスープ割りを全てたいらげ満腹、満腹。これで830円は大満足だ。

・お気に入り度:○+

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