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極上 岩手鴨だし昆布水淡麗つけ麺@ぐり虎本店・岡山市北区

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写真: 極上 岩手鴨だし昆布水淡麗つけ麺@ぐり虎本店・岡山市北区

写真: つけめん・中盛@べんてん・岡山市中区 写真: 醤(ひしお)そば@HISHIO岡山駅前店・岡山市北区

麺処 ぐり虎本店
  岡山市北区内山下1-12-7 廣瀬ヴィルヌーブ1階

 まさか岡山で昆布水つけ麺が食べられるとは思ってもいなかった。ネットで情報を探っていたら、こちらのお店が夏季限定メニューとして提供しているということを知った。提供終了は未定で、いつ打ち切られるか分からないので急いだ。3連休の最終日、開店前に到着したものの行列はなく、若いペアが1組待っているだけと至って平穏。お店に入って直ぐにあった券売機で限定メニュー900円のボタンをポチッとな。なお、券売機には中盛(+100円)、大盛(+150円)のボタンもあったが、麺量に関する説明書きはないし、昆布水つけ麺の場合は必然的につけダレを飲み切ることになるので並盛にした。
 麺はストレート中麺。とみ田@千葉県松戸市系列の心の味食品への特注麺だそうだ。何も付けずにそのまますすってみると、昆布出しに使っていたためヌルッとしているものの、麺自体もツルッと、そしてしっかりとした歯応えがあってシコシコ。また、昆布出汁の旨味にかき消されないほど小麦の風味が感じられ、これは秀逸。次にお店のお勧め食べ方に従って、麺に小皿で添えられた藻塩を載せて頂く。藻塩の持つ淡い旨味と美味く釣り合い、この食べ方だけでも食べ切れそうな勢いになってしまった。さらに、小皿に載るユズ皮も加えていただくと、柚子の爽やかな香りが口中に広がる。今度はここで気持ちを切り替えてつけダレに潜らせる。カモの濃厚な旨味とコクに醤油の鋭い風味が加わったつけダレは絶品。確かにメニュー名どおり淡麗な雰囲気だが、旨味と風味は濃厚。特に醤油のキレのある風味が素晴らしい。なお、つけだれで食べる時にユズ皮を使うと、柚子の強い風味でカモと醤油が消えてしまうので避けた方がよいと感じた。具材の肩ロースチャーシューは、少し歯応えはあるもののジューシーで旨味十分。また、つけダレの底にはカモ肉の切れ端が沈んでいて、軟らかいものの「カモです!」としっかり主張している。あとは麺の上には白髪ネギとカイワレ、またつけダレには「鴨葱」のとおりぶつ切りの白ネギが浮く。
 最後は麺皿に残った昆布出汁をつけダレに加えてスープ割りに。当然完飲。麺量は200g前後と控えめのため、中盛りにしてもよかったかなと思ったものの、余韻を楽しむには腹八分目が最適か。

・お気に入り度:◎

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