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元味らーめん・こってり・細麺@ずんどう屋岡山伊島店・岡山市北区

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写真: 元味らーめん・こってり・細麺@ずんどう屋岡山伊島店・岡山市北区

写真: 替玉・ちぢれ麺@ずんどう屋岡山伊島店・岡山市北区 写真: 味玉つけそば@頂美作店・美作市

ラー麺 ずんどう屋岡山伊島店
  岡山市北区伊島北町9-24

 東京出張からの帰り道に立ち寄った。姫路の本店には大昔に行ったことがあり、同じトンコツラーメンながら長浜系とは異なり、「背脂が浮いて濃厚な、随分コッテリな一杯だな。」という印象を受けた記憶がある。煮干ラーメンやトンコツと魚介のWスープの和風ラーメンもあったが、看板メニューのトンコツ味の標記をお願いした。750円。注文の際には麺の種類と背脂の量を選ばなければならないので、麺は替玉することを見越して中太ちぢれ麺ではなくストレート細麺を、また、背脂は4段階のうち多い方から2番目のこってりにした。
 細麺は素麺みたいに細く、黄色っぽい加水率高めのものだった。細いためにしっかりとした食感は感じられなかったが、ツルツルと喉ごしがよく、細麺ながらもそれなりの歯応えがあった。自家製麺で、店舗の半分近くを製麺場が占めていて、中では3人の従業員が働いていた。近隣の店舗にも配送しているのだろう。スープは一言でいうなら濃厚。ただ、ほぼ一面に浮く背脂は、しつこさではなくコクと甘味をプラスする役割を果たしていた。より多めのまみれにすれば度が過ぎる気がして、こってりまでにとどめるのが正解かと思う。チャーシューはオーソドックスなバラ肉のロールタイプ。大きめなものが2枚入っていてボリューム的には不満は全く無い。麺をすくい上げる度にホロホロと崩れるくらい軟らかかったが、その反面、肉の味が薄めだったのは仕方がないか。その他には海苔1枚と木口切りの葉ネギだけと寂しいが、卓上には高菜が用意されていたのは救い。実は、帰宅後メニューを見直すと、トッピングメニューにモヤシ無料の文字を発見してしまった。お店できちんと見るべきだったと反省。ある程度食べ進んだ段階でまずは高菜を、次いでしばらくして生ニンニクをプレス器で潰して投入して味変させた。高菜は辛味が薄いタイプだったが、卓上にはラー油以外の辛味増強調味料がなかったのは残念だった。
 麺量は100g程度だろうか。あっという間になくなった。このため、替玉を、今度はちぢれ麺で注文した。100円。しばらくして平皿に載せて運ばれてきた替玉には少量の木口切り葉ネギが載っていた。スープを残した丼に移し、軽くかき混ぜてから食べた。ちぢれ麺の太さは中麺ほどで、細麺よりも加水率は低いようで食感は軽めのシコッ、モチッ。小麦の風味が強めだったのは意外。これはこれで悪くないのだが、すっきりとした細麺を味わった後なので、風味という点でスープと麺が喧嘩しているように感じてしまった。ちぢれ麺→細麺の方がよかったのだろうか。そんなわけで高菜を追加投入するとともに、日頃は絶対に丼に入れない紅ショウガも放り込んで少し誤魔化して食べきった。
 岡山ではこのようなラーメンが食べられるお店は県外に本部を置くチェーン店しかないので、日頃はあまり足を運ばないチェーン店にも時々行くことになるのだろう。

・お気に入り度:○

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