ねぎ中華＠山冨士・岡山市北区

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中華そば　山冨士
　　岡山市北区本町5-13

　岡山駅前のとあるお店に向かったものの、昼時とあって短いながらも列ができていた。この日は新幹線の発車時間の関係であまりゆっくりしていられないので、近くに適当なお店がないかと探していると、高島屋の東側に年季の入ったラーメン専門食堂らしいこちらを見つけけ入店した。メニューはトッピングでバリエーションを持たせた中華そばに、サイドメニューのおにぎりといなりずしだけとシンプル。その中から、周りのお客の多くが頼んでいた標記をお願いした。750円。
　麺はストレートの中細。口に入れた第一印象は軟らかいのかなと思ったが、結構しっかりとしたコシがあってシコシコとしている。素麺の食感に似ているかなと感じた。スープは色が濃い見た目どおり醤油が効いているが、それほどしょっぱくはない。色が濃いので再仕込み醤油かたまり醤油などを使っていると思うが、とにかく醤油の風味が非常に豊かだ。ベースは豚ガラのようで、そこに種類不明の魚介と昆布を控えめに合わせてあるようだ。たっぷりの木口切り葉ネギの下にはチャーシューとメンマが隠れている。チャーシューはバラ肉で小振りなものが２殻枚。可もなく不可もなくという出来栄えだった。メンマも色は濃いがほどよい味付けで、特有の風味はほとんど感じなかった。食感はジャキッとしているものの硬くはなかった。
　一面に浮く葉ネギが強めの醤油風味を和らげ効果的で、人気があるのも頷ける。このスープを飲み切るのはさすがによくないだろうと思い残したもの美味しい一杯で、飛び込みで入ったもののは正解だった。

・お気に入り度：○

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