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広島つけ麺・3辛@めでたい屋・中央区茅場町

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写真: 広島つけ麺・3辛@めでたい屋・中央区茅場町

写真: 蘭州牛肉面・細麺+パクチー大盛@馬子禄 牛肉面・千代田区神保町 写真: 替玉盛り付け後@ひらさわ・千代田区水道橋

尾道らーめん めでたい屋
  中央区新川1-21-8 石田ビル1階

 東京では出すお店が少ない広島式のつけ麺があるというので、永代橋の西の袂に建つこちらのお店を訪れた。開店直後の入店で、先客は昼酒を楽しみに来た中年ペアのみ。なお、退店まで後客はなかった。お店に入って右手にある券売機をよく見ると、つけ麺には1辛、3辛、5辛(5辛のみ+20円)と3レベルの辛さがあり、5辛は「大変辛いです!」と注意書きがあったので安全を見込んで標記のボタンをポチッとな。780円。ただ、3辛でさえも食券を回収しに来た日本語がたどたどしい東アジア系の男性が「3辛は辛いけれど大丈夫?」と確認があり、さらに厨房の調理担当の男性が顔を出して「相当辛いですがイイですか?」と再確認されてしまった。かなり辛いのだろうが、広島式つけ麺は辛いのが当たり前なので「大丈夫です。」と返答した。
 麺は緩いウェーブが細かく付いた幅4mmほどの平打ち。見るからに瑞々しく、軽い歯応えがあってツルンと喉ごしがよい。広島式つけ麺のつけダレといえばラー油がたっぷりと浮いて、食べると辛味とともにほどよい魚介風味を感じる冷たい醤油清湯というのが普通だが、ここのは液体ではなくペースト状になっていて、また、真っ赤なため一瞬トマトペーストにも思えるもの。ドロドロのため麺は全く沈まないし、かなり辛いので、つけダレの表面を麺の先でこすり取るようにつけダレを絡ませて食べた。お店からの注意喚起どおりの辛さで、辛いものが苦手な人には全く無理と思われる。韓国産粉唐辛子を動物出汁にいりこ(煮干し)出汁を加えたもので溶きのばし、醤油ダレで味付けしたもののような感じで、動物系の旨味と辛さにマスキングされがちだが魚介の風味もちゃんと味わえる。塩加減もほどよい。具材は肩ロースチャーシュー、味玉、メンマ、広島式つけ麺では定番の冷たい茹でキャベツに薬味の木口切りの青ネギ。甘味のある茹でキャベツ、ほどよく味が染みた味玉、ジャキッとして特有の風味のあるメンマは、辛さに麻痺しかけた舌をリセットさせる箸休めとして大いに役立った。
 券売機の上のメニュー紹介には麺量225gと書いてあったが、美味しくて気に入ったためか180〜200g程度にしか感じなかった。また、さすがにこのつけダレはスープ割りには出来ないので、そのことも相まってお腹に相当の余裕があるまま退店した。

・お気に入り度:○+

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