味噌ラーメン@八雲本店・葛飾区堀切菖蒲園
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麺匠 八雲(やぐも)本店
葛飾区堀切3-4-13
22歳になったばかりの元女性アイドルが独学でラーメンを学び、昨年9月の神奈川県大和市のお店に続き今月17日にオープンさせた新店。元アイドルよりも札幌ラーメンという言葉に惹かれて訪れた。お昼近い11時45分の着で4人が外待ちしていて、その列に接続した。行列はもっと長いかと思っていたがまだそれほど知られていないようだ。標記メニュー(800円)に生おろしにんにく(50円)をオーダーした。
麺は自家製の弱縮れ太麺。少し軟らかな茹で加減のため噛み応えはあまり感じられないが、ムチッ、モチッとした食感は札幌味噌ラーメンらしい感じがする。スープには細かいゴマと唐辛子が溶け込んでいて軽く香ばしく、また、わずかにピリ辛な味わいだ。白味噌の風味を十分に味わえるが、出汁の濃さは控えめに思う。香味油も浮いてはいるが層にはなっていないので、最近慣れ親しんでしまった純すみ系とは趣がだいぶ異なりもう少し濃さを求めてしまう。途中で別皿提供のたっぷりと量のあるおろしニンニクを投入して食べ進めた。具材はチャーシュー、メンマ、モヤシに薬味の葉ネギ、糸唐辛子と比較的シンプル。チャーシューは肉々しい色合いのレア肩ロース。少し噛み応えがあってサッパリとした味わい。メンマは味付け、特有の風味とも薄めでジャキッとした食感だった。モヤシはサッと茹でてあるのだろうがほぼ生。中華鍋で軽く炒めれば炒め油がスープにコクを加えると思うのだが。
北海道にある程度暮らしていた人間からすれば、もう少し濃厚な味わいの方が受ける気がする。それでも完食ほぼ完飲し、お店を出た。ご馳走様でした。
・お気に入り度:○
アルバム: 東京のラーメン・その1
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