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味玉つけ麺@吉左右・江東区木場

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写真: 味玉つけ麺@吉左右・江東区木場

写真: 麻辣油そば@璃宮・江東区住吉 写真: タンメン@トナリ東陽町店・江東区木場

麺屋 吉左右(きっそう)
  江東区東陽1-11-3

 木場・東陽町界隈で一番の人気店と言っても過言ではないお店なので、開店25分前の11:05に着いたらポールポジションだった。水曜と日曜が定休日のため土曜には多いと50人以上が並ぶことから、おいそれとは訪れることがなかなかできない。そんなわけで、前回からは4年以上が経っている。4年前はラーメンだったので、今回はつけ麺にすることにした。店頭の券売機で食券を購入(1000円)し、店頭に5個ずつ2列に置かれた丸椅子に腰掛けて開店を待った。11:20に奥様が食券の回収を始め、それが終わるとほどなくしてお店に招き入れられた。
 麺はエッジがはっきりしないほぼ円形のストレート太麺。麺肌はツルツルと滑らかで啜りやすく、噛みしめると強いコシがありブリブリとした弾力が感じられる多加水麺だ。店奥の製麺室で毎朝打っている自家製麺だそうだ。麺量はデフォで300gなので、多いと思えば食券を渡す際奥様に申し出れば減らしてもらうことが出来る。とろみがわずかにあるつけダレは、典型的な濃厚魚介醤油トンコツ。いわゆるまたおま系だが、動物系と魚介がそれぞれ存在を主張するのにぶつかり合っておらず、バランスが絶妙だ。魚介は魚粉ではなく、ちゃんと出汁を引くWスープ方式でなので、麺同様、口当たりが滑らかなことも特徴だ。塩加減もちょうどよいので、麺をドボ浸けして濃厚な旨味、ほどよいコク、魚介の風味を存分に堪能することができる。つけダレの中には拍子木切りされたチャーシュー、味玉、メンマ、海苔と薬味のネギが入っている。チャーシューは肩ロースで、フワトロだが肉の旨味は十分。味玉はほどよい味の染み具合で、結構濃厚な黄身が流れ出す寸山の半熟という絶妙な出来。メンマはやや甘めだがしっかりと味付けされていて、硬くも軟らかくもないものがたっぷりと底に沈んでいた。
 麺と具材を食べ終え、店主さんに一声かけてつけダレの丼をカウンターの一段高いところに置くと、割りスープを加えて戻してくれる。厨房を見ていると、麺用スープとは別の寸胴からすくっていた。スープ割りの味からすると、コンブとカツオから引いた出汁だろうか。美味しく飲み干して完食、完飲。

・お気に入り度:○+

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