スパイス・パクチーラー麺@卍力・江戸川区西葛西
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スパイス・ラー麺 卍力(まんりき)
江戸川区西葛西3-16-5 スワームマンション2−1階
西葛西の駅前に、ちょっと変わっているが美味しいラーメンを出す店があるという話を聞いたので訪れた。開店15分前で店頭に9人が待っていた。その列も、開店時刻の11時半には20人近くになった。ノーマルラーメンをパクチー増しにした標記の食券を購入。930円。なお、パクチーをネギに替えることもでき、その際は、食券を店員さんに渡す際に告げればよい。
麺は弱縮れの中太。厨房の麺箱にはお店の屋号が記されていたが自家製麺ではないようだ。噛み応えがあってモチッとした結構強めの食感で、後述する味がはっきりしたスープに負けないようにこのような麺にしたのだろう。食べ進むにつれ噛み応えは徐々に弱まっていくが、モッチリ感はそれほど変わらず最後まで麺の食感を楽しめた。スープは粘度のないシャバタイプで、一瞬、醤油の風味やトマト由来と思われる穏やかな酸味を感じたり、カレーっぽかったりするものの決してカレー味の範疇に入るものではなく正体は不明。お店のHPによれば、鶏・豚・魚を合わせた特製スープに14種類のスパイスを配合しているそうで、敢えて言うならばスパイス味。イメージとしては、札幌で流行りのスープカレーから具材の味わいを引き、通常、カレーには使わないスパイスを足した感じかな。事前に学習していないと戸惑うだろうが、カレーが嫌いな日本人はほぼいないことからすると、辛さの程度さえ調節できれば万人に受け入れられる味かもしれない。具材のチャーシューはバラ肉のロールタイプで、大きくて厚みもそこそこある。お箸で持ち上げると軟らかくてホロッとほどけるが、その分、旨味がやや抜け気味だったのは残念。そのチャーシューの下にはモヤシが隠れていて、茹でではなく中華鍋でしっかりと炒めてあるので風味も歯切れもよく、これなら+100円のモヤシ増しにすべきだった。その他には、たっぷりのざく切りパクチー以外は小房のブロッコリーが1片だけだったような…。
辛さは大したことがなくてチョイ辛程度だったが、スパイスの効果か終盤は汗がにじんだ。麺量は140〜150gといったところか。有料だが、辛さ(+10〜20円)やスパイス(+80円)の増強に応じてくれるのは嬉しい。丼の中身をきれいにたいらげ、店外にも10人以上いた行列の人々を横目にしながら退店した。
・お気に入り度:○+
アルバム: 東京のラーメン・その1
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