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佐々木家盛岡南店
盛岡市津志田14-101
盛岡の家系ラーメンはどのようなものか確かめるために、駐車場があるお店を選んだ。こちらのお店は秋田に本店があり、あとは盛岡市内にここも含めて2店舗がある。メニューは魚介系トンコツやつけ麺、燕三条流背脂ラーメン、混ぜそばまであって豊富。その中から王道の醤油味をいつもどおりの油多めで注文した。
麺は緩いウェーブがかかったかなり太めの太麺。メニューによれば自家製麺だそうだ。しっかりとしたコシと弾力がある食感でシコッ、プリッとしている。家系でこういう麺は珍しい。スープは家系らしい味わいだが、濃度はそれほど高くないようでマイルド&まろやか。退店後に唇がペタペタくっつくこともなかった。トンコツに慣れていない東北人の好みに合わせたのだろう。油多めにしたが、油層が浮くわけでもなく関東だと全く普通の量で、逆にこれよりも少ないと家系らしくなくなってしまうように思う。また、鶏の香りがほとんどしないので、ひょっとすれば油は鶏油ではなくラードかもしれない。この点は残念なところだ。チャーシューは見た目はロースのようだが、かなり軟らかいので肩ロースではないだろうか。昔の中華そばのチャーシューのような旨味あふれる味わいで、これは○。ホウレンソウはお約束通りクタッとしているが、解凍がうまいのだろう、それなりの食感が残っていたし、量も多めで不満はない。あとは大判の海苔が3枚。別途半ライスを頼み、スープまみれにした海苔でくるんで家系を堪能した
麺量が150g程度と家系にしては少なめに思えたが、半ライスを付けて810円なら悪くない。
・お気に入り度:○
アルバム: 岩手のラーメン
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