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玉茎を握る首なし像〜ヒンドゥー彫刻 Grasping his own penis、Candi Sukuh

写真: 玉茎を握る首なし像〜ヒンドゥー彫刻 Grasping his own penis、Candi Sukuh

写真: 相似か合同か? フジャイラ・フォート Fujairah Fort,UAE 写真: 錦秋の紙屋川 Kamiya River,Kitano Tenmangū

  *血をはきて何にすがらむたどきなし冷たき秀處(ほと)を掴みゐるのみ(吉野秀雄『苔徑集』)

  *豊穣の象徴(しるし)の陰(ほと)を握りしめ立つ神像の首なきあはれ
  *愛欲の深さはここに極まると太きおん魔羅を握り給へり
  *かくばかりめでたき魔羅にかなふべき女の神やあるヒンドゥーの神

巨大な玉茎を握るスクー寺院の首なし石像。
 スクー寺院、ソロ(スラカルタ)東36km、ラウ山の麓にたつ15世紀に創建された神秘的なヒンズー教寺院。ジャワ建築様式とは無縁の、マヤ文明のピラミッドに似た寺院。エロチックでユニークな石像が境内に多数散在して、見飽きない。
 A headless life-sized male figure with his hand grasping his own penis in CSukuh is a 15th-century Javanese-Hindu temple (candi).It has a distinctive thematic reliefs
from other candi where life before birth and sexual education are its main theme.
Its main monument is a simple pyramid structure with reliefs and statues in front of it,
including three tortoises with flattened shells and a male figure grasping his penis.
andi Sukuh(Sukuh Temple)

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コメント (10)

  • モチヅキ

    子孫繁栄(^_^)v

    2015年4月6日 16:29 モチヅキ (14)

  • ちくら(chikura)

    moon hopeさん、コメントありがとうございます。
    その通りだと思います。ヒンズー教におけるリンガ(男根)の崇拝は、豊穣を祈願するためです。この巨根には、「道鏡はすわるとひざが三つでき」と川柳にも詠われた悪僧も強敵の出現に真っ青になるのではないでしょうか。

    2015年4月6日 16:46 ちくら(chikura) (0)

  • TAKA

    リアル過ぎます(笑)

    2015年4月6日 18:57 TAKA (7)

  • ちくら(chikura)

    TAKAさん、コメントありがとうございます。
     この像はかなりデフォルメされているので、飄逸味が生々しい感じを軽減していますが、カジュラホーの彫刻はリアルですよ。

    2015年4月8日 09:11 ちくら(chikura) (0)

  • Knorinori(ケイ ノリノリ)Win10PC引越中

    愛知県にも五穀豊穣と子孫繁栄をまつった田縣神社があります。
    毎年3月に大男茎形をお供えする豊年祭(天下の珍祭)があります。

    2015年7月4日 13:11 Knorinori(ケイ ノリノリ)Win10PC引越中 (2)

  • ちくら(chikura)

    Knorinoriさん、コメントありがとうございます。
     「田縣神社」、名前からして古い土着信仰に基づく神社、五穀豊穣を願う奇祭も宜なるかなという感じがします。その奇祭の日に詣でて、陰陽の石を撫でみたいですね。

    2015年7月4日 14:53 ちくら(chikura) (0)

  • Knorinori(ケイ ノリノリ)Win10PC引越中

    石造りではありません。桧で造られ御輿にかついで練り歩きます。
    長さは2m、直径は60?です。
    実にリアルです。「たがた神社の豊年祭」を検索してみてください。

    2015年7月6日 17:57 Knorinori(ケイ ノリノリ)Win10PC引越中 (2)

  • ちくら(chikura)

    Knorinoriさん、コメントありがとうございます。
     太さも長さも桁違い、そして何よりもリアルですね。
    お相手できるのは、「比売多多良伊須気余理比売(ヒメタタライスケヨリヒメ)」でしょうか。

    2015年7月6日 22:54 ちくら(chikura) (0)

  • Knorinori(ケイ ノリノリ)Win10PC引越中

    「比売多多良伊須気余理比売(ヒメタタライスケヨリヒメ)」とは
    孫悟空が飛び出そうとした手のひらを持つ釈迦のような方でしょうか?

    2015年7月9日 17:35 Knorinori(ケイ ノリノリ)Win10PC引越中 (2)

  • ちくら(chikura)

    Knorinoriさん、コメントありがとうございます。
    神武天皇の皇后です。『古事記中つ巻 神武天皇』では、三輪大物主神と勢夜陀多良比売(セヤダタラヒメ)の娘です。
     大物主は赤い矢に姿を変えて川の上流から流れて行き、美人の誉高い勢夜陀多良比売(セヤダタラヒメ)が用をたしている下に来たとき、比売のほと(陰部)を突きました。この縁で二人が結ばれ生まれたのが、「富登多多良伊須岐比売」(ホトタタライスキヒメ)ですが、ほとの名を嫌って、「比売多多良伊須気余理比売」(ヒメタタライスケヨリヒメ)と改名しました。この奇想天外な発想を思い出して、コメントの回答をしました。

    2015年7月9日 22:34 ちくら(chikura) (0)

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