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写真: セスナ208B 着陸寸前、キューバ Just before landing,Cuba 写真: 世界遺産の周囲は田んぼ、永定土楼  Fujian Tulou in China

    *繋がれて泥田(ひぢた)の中を這ひ回る水牛は鳴かず日の暮るるとも

インドネシアのスラウェシ島タナ・トラジャのレモ岩窟墓近くの田んぼを歩く水牛。
トラジャの神話では、 水牛は神の使いとして伝承されているので、 農耕には使わず葬儀で殺すため に大切に育てられる。
ランテパオから南へ10?のレモ(Lemo)に岩窟墓がある。岩山の中腹には幾つもの横穴があり、タウタウと呼ばれる故人の身代わりとなっている人形が並んでいる。

Torajans believe that the deceased will need the buffalo to make the journey and that they will be quicker to arrive at Puya(the land of souls, or afterlife) if they have many buffalo.
Slaughtering tens of water buffalo and hundreds of pigs using a machete ( a large cleaver-like knife )is the climax of the elaborate death feast, with dancing and music and young boys who catch spurting blood in long bamboo tubes.

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コメント (2)

  • yan.wenlie

    牛が自由な感じでいきいきとしています。
    面白いですね。神様の遣いでも殺しちゃうのは可愛そうですが
    私たちは食べちゃってますからねえ・・・。

    2014年9月27日 02:20 yan.wenlie (0)

  • ちくら(chikura)

    コメント、ありがとうございます。
    舟形家屋や断崖の洞窟墓を見ただけでトラジャ族が特徴ある民族であることを実感しました。(昔は、首狩りも行ったそうです。)
    いずれも大規模な葬送儀式の一部をなすものですが、葬儀における重要な儀式は、水牛を屠殺することです。
    トラジャの信仰では、魂がプヤ(魂の地、来世)へ向かうには水牛が必要で、その数が多ければより速やかに到着することができるとされています。(これは、もっと本質な死生観の反映とみるべきものでしょう。)
    水牛はそのために、大切に飼われていて、農耕の苦役に使用することはないようです。この点、耕牛の盛んな南アジアや東南アジアの諸国とは、飼育目的が大きく異なります。
    夕方、川に入って体を洗ってもらっている微笑ましい姿からは、そんな血なまぐさい光景は微塵も感じられませんでした。

    2014年9月27日 07:42 ちくら(chikura) (0)

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