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国鉄福塩線70系

写真: 国鉄福塩線70系

写真: 国鉄70系(福山駅7番のりばに停車中のさよなら列車) 写真: 国鉄富山港線72系

撮影場所:府中駅(広島県府中市府川町19番地)

撮影日時:1981年(昭和56年)1月18日(日)午前10時38分頃

撮影地の天気:曇

使用カメラ:不明

その他:普通列車の福山行きである。国鉄70系は1951年(昭和26年)に現在のJR東日本横須賀線、京阪神緩行線(現在のJR西日本琵琶湖線、JR京都線、JR神戸線)、中央東線でデビューし、その後全国の直流電流区間に広がったが、後輩の103系や113系デビューに伴い次々に国鉄を卒業した。横須賀線を卒業したのは1968年(昭和43年)、京阪神緩行線を卒業したのは1971年(昭和46年)、阪和線を卒業したのは1977年(昭和52年)のことで、最後に残った現在のJR西日本福塩線福山駅〜府中駅間も105系のデビューに伴い1981年(昭和56年)3月1日のさよなら運転を持って全編成が卒業した。これは、福塩線の電化区間の終点である府中駅(京王線のそれとは違う。現在のJR西日本府中駅との混同を予防するため、JR東日本には府中本町駅が、JR四国には府中駅(こうえき)が有る)1番のりばで発車を待つ定期列車の様子である。この伝統的な紺色とクリーム色の横須賀色は、その後113系やE217系に引き継がれているが、JR東日本のみでJR東海やJR西日本には無い。70系よ、永遠に…。

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