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2019_0915_133905 妙音弁財天

写真: 2019_0915_133905 妙音弁財天

写真: 2019_0915_134223 六角堂 写真: 2016_0618_141941_青龍妙音弁財天

出町にある妙音弁財天です。
京都七福神のひとつになります。
120年ほど前の建立でそう古くはない弁天堂ですが、本尊は南北朝時代まで遡ります。
元は宮家である伏見家の離宮内に祀られていたものだそうですが、明治になって宮家の東京移住に伴って東京に遷座したそうです。
しかしながら旧来の信者の方々からの請願が強く、明治34年に新たに弁天堂が建てられご本尊が京都に戻ってきたという経緯があります。

石の玉垣に彫られた銘をみていると、ほど近い豆餅で知られる和菓子の「ふたば」の名前がありました。操業が明治32年とのことですので開業相前後して奉納されたのでしょうか。

実は私の母方の父方の曽祖父が明治時代にこの近くで印刷屋を営んでおり、当時の遷都1100年記念事業による特需で一儲けした時期があり、この弁天さんの設立に浄財して玉垣にも名前があるんだそうです。祖父は幼稚園で「ふたば」の娘さんと同級でいつも一緒に通っていたらしい、とかどこまで本当なのか良くわからない話を84になる母からよく聞きます。

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