2015_0719_145946_京都市電広軌1型29号電車
明治45年製
京都市交通局最初の電車です。
京都市内では明治28年から民間の京都電気鉄道が路面電車を走らせていましたが、今のJRと同じ1067mm軌間を採用していました。
これに対して後発の京都市営の路面電車は標準機間の1435mmを採用しました。
後年、京都電気鉄道は市営の京都市電に統合されましたが、
このとき市電生え抜きのこの電車は広軌1型と呼ばれるようになりました。
アルバム: ◎こ)交通機関・京都市電
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コメント (9)
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先日、確か、梅小路に保存されてる27号を見せていただきましたよね
2015年8月2日 16:27 春菊 (37)
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線路幅が違うんですね・・・何やら会社ごとの内部事情がありそうですね^^
2015年8月2日 17:40 退会ユーザー
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春菊さん
☆とコメントありがとうございます。
はい。先日の27号車は狭軌1型で京都電気鉄道から引き継がれた方の電車になります。
27号車の方が、市電より古くて日本で最初に営業に供された明治28年製の電車だそうですよ。
当時は単線で信号もなく時計だけを頼りに走っていたので単線の途中で電車同志が
出くわすことがよくあり、どちらが道を譲るかで双方の運転士同志、車掌同志が揉め始め
それにそれぞれのお客も加勢して大乱闘、みたいなこともあったそうです。
何とものんびりした話ですよね。(^。^)2015年8月2日 22:43 キューチャン (36)
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がんちゃんさん
☆ありがとうございます。2015年8月2日 22:45 キューチャン (36)
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イモ娘さん
☆とコメントありがとうございます。
京都電気鉄道ができた明治の中頃は私鉄といえども日本の鉄道の線路幅といえば1067mmだったようです。この頃に開通した南海電車も1067mmですよね。
明治も末期になると、路面電車は通常の鉄道との乗り入れは考えない別の乗り物という考え方が現れ、法律でも別に扱われるようになり、当時最新のアメリカの都市間連絡電車の技術が取り入れられて1435mm軌間になったようですね。
この頃にできた大阪や神戸、京都の市電、阪神電車、京阪電車、大阪電気軌道(近鉄奈良線)、箕面有馬電気鉄道(阪急宝塚線)の線路幅が1435mmなのはそのせいだそうです。
ですが線路幅は広くてもそこは路面電車で車体の大きさは小さく、阪神・阪急・京阪なんかは未だにその名残でJRより車体が小さいですよね。2015年8月3日 00:16 キューチャン (36)
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裕さん
☆ありがとうございます。2015年8月3日 00:20 キューチャン (36)
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masa7さん
☆ありがとうございます。2015年8月3日 01:03 キューチャン (36)
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Naoさん
☆ありがとうございます。2015年8月3日 23:14 キューチャン (36)
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TAKESHIさん
☆ありがとうございます。2018年2月1日 22:39 キューチャン (36)
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