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ホフマンナマケモノ

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写真: ホフマンナマケモノ

写真: ヨツユビハリネズミ 写真: サバンナシマウマ

in 上野動物園

貧歯目 フタユビナマケモノ科

学名:Choloepus hoffmanni
体長:40〜80cm
体重:4〜8kg
分布:中央・南アメリカ

ほっそりした手足とゆっくりした動きが特徴で
前肢に2本、後肢に3本の鉤爪をもつ。

色覚があり臭覚もよく発達しているが、聴覚は弱い。
首は270度まわすことができる。

熱帯雨林の樹上に単独で生活し、1日のうち15時間ほどは眠って暮らす。

基本的には夜行性で、夜になると枝の上を動き回りながら木の葉や果実などを食べる。
歯は発達していないが、代わりに唇で葉をつまみ取るようにして餌をとる。

機敏に動くことができないため、ワシには簡単に捕食され、
ワシのエサの3分の1は、ナマケモノが占めている。

全ての哺乳綱で最も体温が低い。

泳ぎは上手で、水上では鋭敏に動くことができる。

ふつう1産1子で、生まれた子供は出産直後に母親の背中に登り
6〜9ヶ月の間は背負われて暮らす。

生後2年ほどで成熟し、寿命は約16年程である。

同属のフタユビナマケモノと外見が非常によく似ており、識別するのは困難である。
違いとしては頚椎の数はホフマンナマケモノが6個で、フタユビナマケモノは7個であること、
上顎の臼歯がホフマンナマケモノは5組で、フタユビナマケモノは4組である。
レントゲン写真などを撮らないと正確な同定は困難である。

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