トロイダルトランス
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支那製のアンプ本体が(スピーカーからではなく)時折 “唸る” 現象が出て精神衛生上良くないので色々と
原因を考えた末、どうやらトロイダル電源トランスが直流磁化して唸るらしいとの結論に達しました。
トロイダルトランスは磁気損失が少ないのでコアの単位容量辺りの二次側への伝送効率が良いのでトランスを
小型化できるのとトランスの内部インピーダンスが低いためアンプ出力ドライブを強力にすることが出来る
という良い点があるものの、一点コアが直流磁化し易いという欠点が有ります。
一旦コアが直流磁化すると少ない磁束で磁気飽和が起こりその結果二次側への伝送効率が落ち折角の
メリットが台無しになってしまいます。
又、副次的な現象としてトランスが “唸る” 現象が生じます。(通常、唸りは20秒前後で自然に収まる)
ですので私的には直流磁化が起きても磁気飽和が起き難い “EI コア” を使った方が良いのでは? と
思っています。
その場合トランスの外径と重量が大分大きくなってしまうというデメリットがあります。
“あちら立てればこちらが立たず” という何ともじれったいのであります。
ということで解決策として外付けアイソレーショントランスを付けることにしました。
アルバム: feizyoa
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