28.11.23志波彦神社鹽竈神社新嘗祭
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11月23日(水),志波彦神社鹽竈神社(宮城県塩竈市一森山)で初穂曳(はつほひき)・新嘗祭が斎行されました。11月23日夜から翌未明にかけて,皇居では極めて大切な行事があります。それが新嘗祭で,皇室の毎年の祭礼の中でも最も重要なものとされており,米と粟の御飯や新米で作ったお酒などが天皇陛下によって,天照大神をはじめとする神々に供えられます。その米と粟は全国47都道府県からそれぞれ2農家ずつ選ばれて献納されることになっているそうです。天皇陛下は,新穀を神々に供え,感謝するばかりではありません。自らも召し上がるのです。これは,神々と食事をともにすることによって,国に豊かな実りをもたらす力を身に付けることにも目的があるからです。まさに,天皇の地位が神と人間の境界にある祭祀王であることを示しています。新嘗祭は,全国の神社でも行われます。皇室と国民が一体となって,その年の豊作を祈り,感謝し,新たな恵みを願うのが日本の国柄なのです。写真は,志波彦神社特設舞殿における巫女舞です。
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