ハチノスツヅリガ#3
- 45
Galleria mellonella (Linnaeus, 1758)
メイガ科 ツヅリガ亜科 ツヅリガ族
♀
養殖個体(国産・産地不明) 2021.6.26 前翅長約13mm
幼虫がミツバチの巣の蜜蝋を食害するため、
養蜂の害虫として知られる。
近年幼虫がビニール袋などのプラスチックも食べて分解することが判明し、
プラスチックゴミの処理に利用出来ないか研究されているらしい。
セイヨウミツバチの人為的な移入に伴う外来種とされる。
静止時は前翅が黄褐色と灰褐色の境界線に沿って山折りになり、
背面が平面のようになる独特のフォルム。
以前は狭山丘陵の灯下で時折見られたのだが、
近年灯火環境の変化もあり、さっぱり見かけなくなったので、
釣り餌用の養殖ブドウ虫(ハニーワーム)を羽化させて撮影。
(養殖が難しく、高価なブドウスカシバの幼虫の代用品。)
一斉に羽化した成虫は♀ばかりで、♀より一回り小さい♂は、
出荷前にサイズで間引きされてしまうのかもしれない。
♂の前翅長は10mm内外。
分布:本州、小笠原、四国、九州、対馬、沖縄本島、
旧北区、インド、オーストリア、新北区
成虫出現月:6、8〜9
幼虫食物:ミツバチの巣、毛皮、羊毛、ポリエチレン
G0664-3
Albums: 蛾・メイガ科・マドガ科
Favorite (0)
No one has added this photo to his favorite.
Comments (0)
"No comment yet, please write the first comment.
To make comments on artworks, click Login. User registration here.