コクロナガオサムシ#3

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奥秩父亜種
Carabus (Leptocarabus) arboreus ogurai Ishikawa, 1969
オサムシ科 オサムシ亜科 オサムシ族
（別名 チチブホソクロナガオサムシ）
♂

山梨県甲州市 2020.11.16 体長約29mm

山地〜高山帯に分布（奥秩父亜種）。撮影地は標高約1500m。
クロナガオサムシに酷似し、混棲する場合も多いが、
本種は上翅側縁の丘孔点列が基部から1/3付近で途切れる。
上翅が赤味がかる個体もいる。体長18〜33mm。
苔むした古い倒木（ミズナラ?）の材内にいた（越冬体勢）。
後翅が退化して飛べないため地域ごとに変異があり、
多数の亜種に分けられている。
分布：北海道、奥尻島（基亜種）
　　　北海道（石狩亜種、渡島半島北部亜種、道央道東道北亜種）
　　　本州（秋田県亜種、妙高連峰亜種、富士箱根丹沢亜種、
　　　　　　飛騨御嶽木曽亜種、白山亜種、赤石山脈亜種、
　　　　　　東北地方南部亜種、岩手県北部亜種、下閉伊亜種、
　　　　　　奥秩父亜種、天子・御坂山地亜種、八ヶ岳亜種、
　　　　　　北関東上越亜種）
成虫出現月：5〜11（幼虫、成虫越冬）
幼虫／成虫食物：鱗翅類、双翅類などの幼虫など

♀
http://photozou.jp/photo/show/1433095/257846353
上翅が赤味がかった♂
http://photozou.jp/photo/show/1433095/259695091

クロナガオサムシ
http://photozou.jp/photo/show/1433095/257444218

K0895-2

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