シラフヨツボシヒゲナガカミキリ
- 100
Monochamus (Monochamus) rosenmuelleri (Cederhjelm, 1798)
カミキリムシ科 フトカミキリ亜科 ヒゲナガカミキリ族
♀
北海道東川町 2020.7.18 体長約27.3mm
朝、林縁を歩いていたら、不意に目の前に飛び降りて来た♀。
日本では北海道のみに生息するカミキリとして知られ、
タナボタ遭遇に喜んだのだが、
最新の「日本列島の甲虫全種目録」を確認すると、
何と分布に本州が含まれているではないか。
南方種の北上は近年何かと耳にするが、
北方種の南下というのはまず聞いたことがない。
誤記あるいは偶産の可能性もありそうだが、どうなのだろうか。
♂は触角が非常に長く、上翅は無紋に近い。
♀の紋には変異がある。体長22〜33mm。
分布:国後島、北海道、利尻島、奥尻島、[本州]、
朝鮮半島、中国、シベリア、モンゴル
成虫出現月:7〜8
幼虫/成虫食物:マツ科の枯木
K0079
アルバム: 甲虫01・ハムシ上科
お気に入り (0)
まだお気に入りに追加している人はいません。
コメント (0)
まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?
コメントするにはログインが必要です。フォト蔵に会員登録(無料)するとコメントできます。