シンテッポウユリ3番花落花側面解体1708220006
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組み合わさっている花弁を開いてみると、花粉のついている葯の部分以外は、花弁と花糸にはほとんど花粉がついていません。
柱頭以外は花粉が付きにくく、ネバネバした花柱にのみ花粉が大量につくようになっているようです。
先に花粉が柱頭にあまりつかなかった2番花は、落花した花弁の花底側がばらけています。ということは花柱が通るときに花粉と柱頭が密着できなかったのかもしれません。
この3番花の6枚の花被片と6本の花糸はあたかも糊で仮付したかのように互いに軽く密着しているので、柱頭に花粉がこすり付けられたと考えられました。
アルバム: 8月の庭
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