エゴノキの花
花の時期は、もう終わりを迎え地面にはたくさんの花が落ちていました。
ところで、テニスの帰りに友達から聞いた話によると、
エゴノキの花は、「1本の木に花びらの数が違う花が咲いている」しかも「4/5/6/7枚の花弁があるものもある」のだとか。
全く気がつきませんでした。
確かめてみなくてはなりません!
Albums: 旅の思い出
Tag: エゴノキ
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Comments (5)
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エゴノキの花の弁数についてはこれまで関心をもって調べたことはないのですが、ネット上では以下のような数字がありました。
3から7枚 任意に210個の花をとって花弁数と雄しべ数を調べたもの
4から9枚 落ちている花を拾い集めて調べたもの 合計372個
八重咲をたまたま見つけたというもの・・写真だけで弁数ははっきりしないが12枚以上かも05-16-2024 21:22 雑草 (34)
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花弁の数が、1枚多いとか、1枚少ないとかなら、まあそういう事もあるだろうな!と考えますが、エゴノキの花の弁数が、3から9枚のものがあると聞かされると、
ええっ、どうして?と驚いてしまいます。
花弁の数が異なる理由や原因は何なのでしょう?
普通考えられるのは遺伝子の変異が生じることで、花弁の数が多くなったや、生育条件・・栄養状態や光量、温度などが影響し、花弁の数に変化が生じたのではないかと考えました。
でも、他の植物の花弁の数よりもエゴノキの変異が大きい?と思われるのは不思議です。05-19-2024 16:29 花兄 (17)
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一般に花の萼、花弁、雄蕊、雌蕊などは葉が変化したものととらえることができます。芽が成長する段階のある時期に、葉になるか花になるか決まる、この葉芽と花芽に分化する頃に何かが起こるのではと私見ですが考えたことがありますが根拠はありません。
雄蕊多数が弁化したのが八重咲きですが、弁化数が少ないものは可成り雄蕊が残っているものから、弁化が多いと雄蕊はおろか雌蕊まで弁化することもあります。
梅は基本は5弁で、一部の雄蕊が弁化したり、不完全な弁化のため旗弁になったりしているのが紅千鳥などですね。紅冬至でも旗弁が出るものは桃千鳥というと師匠から聞いています。
さらに花弁が多く15枚程度、30枚程度の品種もあり、それも5枚単位で増える傾向があると聞いたことがあります。さらに全く雄蕊、雌蕊がすべて弁化した、完全八重咲きの品種もあります。
また逆に雌蕊は1本が基本ですが、よく見るのは2本か3本。さらには5本くらいから20本くらいまでの雌蕊を1本の木で見られるものがあります。
これは雄蕊が雌蕊化したのでしょうかね。それとも雌蕊が多くなるような遺伝的性質があるのでしょうかね。
2019年3月、偕楽園の品種ごとの弁数を少し調べたことがありました。品種名の確かなものではどの木でも同じ品種の木はほぼ同じ弁数であったと記憶しています。品種名が少し怪しい木はやはりばらつきが大きいように記憶しています。05-19-2024 21:59 雑草 (34)
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詳しい解説に、私の思い付きが恥ずかしくなりました。
ありがとうございました。05-20-2024 17:32 花兄 (17)
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花兄さん 私は自分の思い付きを大事にしています。それで、あとになって同じようなことに出会ったときに、あの時の考えは一部分とはいえ否定できない部分があるように思うことがあります。そのようなことを専門家に聞いたり、ネットで調べてみると、そのような見方もあるし、別の考えもあるなどと教えてもらえることがあります。単なるボケ防止策みたいですが、こうすると意外な事にも発展することもあって捨てたものではありません。
05-21-2024 12:16 雑草 (34)
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